子宮鏡外来の取り組み(反復着床不全への対応) | 長谷川産婦人科医院

子宮鏡外来の取り組み(反復着床不全への対応)

良好な胚を4個以上かつ3回以上移植しても妊娠しない場合を「反復着床不全:repeated implantation failure:RIF」 と言われます。

反復着床不全の原因として
①受精卵側の問題
②子宮内の環境の問題
③受精卵を受け入れる免疫寛容の異常
が考えられています。

そこで当院では②の子宮内環境を調べるためにこの度子宮鏡検査を導入することとしました。

子宮鏡検査によって子宮筋腫や子宮内膜ポリープが発見された方は手術により摘出することをお勧めします。また近年、慢性子宮内膜炎と言われる病態が着床障害に関与することが報告されており、この慢性子宮内膜炎の評価にも子宮鏡検査は有用であると言われています。

子宮鏡検査は予約制です。
各診療日の11:00~と14:00~行います。
詳細は診療時にお問い合わせください。

その他の着床不全への取り組みは各項目をご覧になってください。